「ブ」の骨頂

中学校教師から人材系ベンチャーへ転職した或る男の人生

その「エンジニア採用」が不幸を生む

この本はエンジニア採用について、筆者が実情を踏まえ生々しく書いており、エンジニア採用がどういうものかさっぱりわからない人にとっては格好の入門書だと思う。

 

ただ、自分が印象に残った部分としては116ページから120ページや254ページで言及されているような、いわゆるキャリア教育について触れているところです。

筆者いわく、エンジニアになることをきめたのはだいたいが就職する段階においてで、その決め方も大学受験時に数学が得意だった、今は理系だ、じゃあエンジニア、ぐらいの理由で決めている、とのこと。そもそもエンジニアとしてのキャリアアップを高校時から考えるような教育はほぼなされていないと指摘しています。

 

これについては指摘の通りで、エンジニアどころかすべての職種においてでできていないと思います。ただ、エンジニアという社会的に不足感の強い職種において、いわゆるキャリア教育が喫緊の課題というのは理解できる話です。

 

なぜ現行の教育と並行してキャリアを考えるような機会を与えることができないのか。

 

担っている現場の方々の意識、見識、時間など様々な点で工夫、検討できることがあるんじゃないかと思っています。